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うつ病治療は薬だけでない。

「新型うつ病」の人に対して、治療者は心理教育として、現在のうつ状態について事実を率直に伝えるということ(例えば、今の状態は典型的なうつ病ではなく「気分変調性障害」である。本来の性格的な問題と環境の問題の聞で葛藤状況にあること)。そして、当初は休養と薬物療法が必要である(性格と環境の聞の葛藤といっても、放置しておくと本物のうつ病に移行していく可能性があるので、しばらくの休養と抗うつ薬による薬物療法が必要であること)ということを頭に入れたうえで治療していく必要があります。
うつ病は真面目で責任感が強い人がかかりやすい病気ですから、うつ病を発症している人の中には「自分の仕事は自分でやらなければ」と思っている人が非常に多く見られています。
また、薬物療法ですべてが解決するわけではなく、元気が出できたら自分自身でできることから行動していく必要があること(薬物療法によりある程度症状は軽減するが、薬ですべてが解決するとは考えないでほしい。自分のできる範囲で可能なことをやってほしいこと)を繰り返し伝えていく必要があります。
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うつ病を薬で治そう。

うつ病の治療方法ってどういうもの?そもそもうつ病って治るの?そういう風に思っている人も少なくはないと思います。うつ病の基本的な治療方法は休養と薬によるものになります。
この病気は脳の神経伝達物質の働きに異常が出ててしまったために引き起こすものなので、そのバランスを改善し、機能を回復させる「抗うつ剤」という薬を服用します。しかし、うつ病の種類によっては、休養と服薬のみでうつが治ることを強調しすぎると、それに依存してしまうようになります。
抗うつ剤にはSSRI(神経伝達物質のセロトニンの再取り込だけを阻害する薬)とSNRI(セロトニンの他にノルアドレナリンという伝達物質の再取り込の阻害する薬)という薬がよく使用されます。
この薬は飲んですぐに効果があらわれるものではありません。服用して2週間~2か月で効きはじめますので地道に治療しましょう。
薬の効果が出るまでに時間がかかるために、「効き目がでない」あるいは「最近調子がいいから」と自己判断をして、勝手に薬を増やしたり、服用を突然に止めてしまうと副作用が強く出ることがあります。
薬を止めるのも、増減させるのも医師の指示に従って正しく服用する必要があるので注意しましょう。

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